2018年10月22日

1.5℃は確実。

全人類のみなさん。
「良い家」に巡り合えていますか。
小エネ(だけじゃないが)住宅迷子の悩みを解決する万住屋(よろずや)。
エネルギー住宅専門の設計士なのにコストカッター」綺麗ごとで生きている神崎です。

また台風が発生していますね。
どういう規模でどのルートに進むのかは解りませんが情報収集はしていきましょう。
そんな台風の発生回数、規模にも影響を与える地球温暖化。
以前に2030年には平均気温が1.5℃あがると言う事を書きましたが
正確には1.5℃に抑える事によって多くの気候変動の影響が回避できるという
内容が特別報告がICPPよりあっただけで
もしかしたら2℃を越えて3℃以上上昇するかも知れない事は変わってないようです。
http://www.unic.or.jp/news_press/info/30738/

1.5℃に抑えるためには2030年までに2010年水準から約45%減少。
2050年ころには「正味ゼロ」を達成する必要があります。
これは現在の住宅におけるロードマップの元になっています。
(2020年目前の今になって省エネ義務化にストップがかかりそうな話もありますが)
30年後には確実に1.5℃は上がるのに
そこに向けての家づくりをしないのは正しいのでしょうか。
30年後には建て替えるから大丈夫と言う方はどれだけいてるでしょうか。
私には関係ないと思っている方は大きな勘違いをしていますね。
確実に皆さんの生活に影響を与える事はしっかりと認識して家づくりをしましょう。

さて今日は新しい防水シートの営業が来ます。
先日伺った見学会で見た感じでは良い印象なのですが・・・。
そういえば、他の方に出した宿題も返事ないですね、3週間経つのに。
そんなに難しい質問だったのでしょうか。
時間かかるならかかるで途中経過でも報告するのが普通だと思いますが残念です。
商品が良くても営業によっては使いたくなくなりますね。
こういう風に思われない様に即日回答をしていかなければ。

それでは皆さん「健康・快適かつ小エネで経済的な家つくり」を。




posted by KY≠ at 07:46| 奈良 | Comment(0) | 設計 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年10月21日

現場が全て。

全人類のみなさん。
「良い家」に巡り合えていますか。
小エネ(だけじゃないが)住宅迷子の悩みを解決する万住屋(よろずや)。
エネルギー住宅専門の設計士なのにコストカッター」綺麗ごとで生きている神崎です。

昨日は2回目となる配筋検査に愛知まで。
今回は土台と基礎を繋ぐ重要なアンカーボルトの設置確認です。
基準法だけだと耐力壁の取りつく柱や2.7m毎の設置で良いのですが
構造計算をすると上部からの力の伝達具合によって場所や
設置するアンカーボルトの耐力が変わります。

1本ずつ施工されているか確認するのですが
どうしても気になる点が一つあったので現場に入るや否やその箇所に。
通常M12と言われるアンカーボルトしか使わないが
M16と言うホールダウン金物でしか使用しない太い径を
アンカーボルトとしなければいけない箇所があります。
こうならないように耐力壁の配置には気をつけているのですが
今回は構造計算上クリアする壁がそこしかなかったので仕方がありません。
M16をアンカーボルトとして使うのは施工的にしたくないので
M12を2本並べるとかも試したんですがソフトが言う事聞いてくれません。
もしかしたら良い解決策があったのかもしれないが
ソフトに関しても、これを解消するだけの知識がない。
まだまだ修行が足りません。

先にも書いたようにM16をアンカーボルトで使うのは一般的ではない。
一般的ではないと言う事は図示してあっても見落とす可能性が高い。
これは熟練すればするほど、「普通は」と言う認識が強くなるので
見ていても脳が勝手に処理してスルーしてしまうのでしょう。
案の定M12が施工されていたのでM16に変更してもらいました。
図面や計算をしている本人は解っていても人に伝えきれなかったり
相手の捉え方一つでも結果が変わってきます。
いかに打ち合わせをしてもこのズレがなくなることはないです。
図面上OKだと思っていても現場に行くと施工しにくい場合などもあります。
電話だけで済ませると取り返しがつかない事にもなりかねません。
だから、しっかりと現場確認をする必要があるわけです。

ちなみにアンカーボルトと土台継ぎ手等の確認だけで約1時間を要しました。
設置確認するだけなら5分で終わるような仕事です。
1本ずつ位置と設置状況を確認して是正を見届けるとこのぐらいになりますね。
どんなに図面が素晴らしくても(私のがそうだとは思っていませんが)
現場が出来ていなければ意味がない。
現場が全てですので図面だけ書いて、後は現場にお任せするのではなく
しっかりと自分でも確認するようにしてほしいものです。
中には図面書くだけで現場なんていかない設計士も沢山いてますので要注意を。

それでは皆さん「健康・快適かつ小エネで経済的な家つくり」を。




posted by KY≠ at 07:10| 奈良 ☁| Comment(0) | 現場 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年10月20日

大丈夫ではないですよ。

全人類のみなさん。
「良い家」に巡り合えていますか。
小エネ(だけじゃないが)住宅迷子の悩みを解決する万住屋(よろずや)。
エネルギー住宅専門の設計士なのにコストカッター」綺麗ごとで生きている神崎です。

昨日の改ざん問題。
免震だけでなく制震も改ざんがあったようですね。
本当に迷惑な話です。
大型建築物なら構造計算しているからおそらく制震がなくても問題はないでしょう。
しかし木造住宅だとどうなるでしょう。
ただでさえ構造計算で得られる結果より悪い数値しか出ない
耐震等級や壁量計算しかしない物を元にしているので
劣化✖劣化住宅で果たしてどこまで信用してよいものやら。
考え方、捉え方一つで生死が別れるかもしれません。

雪で荷重が加算されるので耐震等級2でも3相当になる。
こういう考えがありますし、よく聞きます。
私も実際にそう考えていた時期もあります。
今回の北海道地震のように雪が降っていなければ問題ないでしょう。
現に液状化であれだけ土地が傾いても建物は壊れていない。
全ての建物が耐震等級3であったことは考えにくいので
積雪荷重による底上げがあったので壊れなかったと言うだけなのでしょう。
ここが勘違いの始まりですね。
阪神淡路地震のように積雪のある真冬に起こったら結果は違っていたでしょう。
雪が降らなければ大丈夫。
でも積雪があれば倒壊するかも知れない。
特に37年ぶりとなる2m近くの積雪を福井で体感した身としては
耐震等級2+積雪で十分とは口がさけても言えません。
あの時点で私の中ではあり得ない事だと思いましたが
福岡や北海道の地震を見て、到底許容できない事柄だと再認識しました。

もし積雪がなければ耐震等級3並だと言う考えを持っている方は
確実に考えを改めるべきです。
死をもって施主に体感してほしいのなら、
その責を持つというのであれば別ですが。
そんなに構造計算高いですか?
そんなに人の命は安いのですか?
皆さんもこういう事を平気で言ってくる業者には
どれだけ賞を取っていようが、どれだけ行列が出来ていようが
気をつけて対応してください。
快適も健康も生きていてこその話です。
まずは確実に生命を守れるシェルターとなる建物を作りましょう。

それでは皆さん「健康・快適かつ小エネで経済的な家つくり」を。




posted by KY≠ at 07:23| 奈良 | Comment(0) | 設計 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする