2019年07月08日

まだ上があります。

全人類のみなさん。
「良い家」に巡り合えていますか。
小エネ(だけじゃないが)住宅迷子の悩みを解決する万住屋(よろずや)。
エネルギー住宅専門の設計士なのにコストカッター」綺麗ごとで生きている神崎です。
基本はUa値0.34以下、C値0.5以下、許容耐震等級3で設計稼業をしております。
(パッシブハウスの設計も致します.。)

季節ごとの太陽の動きを見ると解りますが
夏場だと北側の窓からも日射がある場合があります。
ましてや真北に向けて建物を建てているわけではないですしね。
南面や東西面は気にするが北面の日射遮蔽はほとんど気にしない。
更に周囲の建物からの反射などもあります。
計算すると解りますが(計算出来ないでしょうが)
ブラインドをつけるだけでも数値に影響を与えます。
・・・・・普通の家にはそうでもないかもしれませんが
PHレベルであれば、この数値差は結構重要になってきます。

大概の実務者は周囲の建物すら落とし込みをしないが
周囲の建物位置、高さを落とし込むと言う事は
夏の日射遮蔽、冬の日射取得に大きく影響を与える重要なポイントです。
ただ単に窓の位置がかぶらないようにすると言う意味だけではない。
落とし込みをしていると豪語する実務者でも
そんな事を考えて、計算して計画している人はほぼいないでしょう。
でもそれで良いのです。
だって、そんな事を考えないといけないレベルに
建物仕様が到達していないのですから。
前回発表されたHEAT20 G3レベルや〇条工務店のあれレベルであれば
必須になってくると思います。
特に西日本太平洋側は冷房負荷をいかに減らすかがカギです。
単なる外皮強化だけであれば誰でも簡単に出来ますが
日射取得遮蔽を踏まえたエネルギー計算をすると
逆に冷房需要には不利になりますので注意が必要ですね。

冬の暖房負荷と夏の冷房負荷。
この2つのちょうど良い落としどころとなる断熱仕様をさぐるのが
最も難しいと最近感じます。
まあ、超高性能住宅にする以外の方には次元の違う話だと思っておいて大丈夫です。
まだまだそんなことを考える前にすることがありますから。

それでは皆さん「健康・快適かつ小エネで経済的な家つくり」を。



posted by KY≠ at 07:06| 奈良 | Comment(2) | 設計 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする