2019年10月24日

なぜ木を覆わないのか。

全人類のみなさん。
「良い家」に巡り合えていますか。
小エネ(だけじゃないが)住宅迷子の悩みを解決する万住屋(よろずや)。
エネルギー住宅専門の設計士なのにコストカッター」綺麗ごとで生きている神崎です。
基本はUa値0.34以下、C値0.5以下、許容耐震等級3で設計稼業をしております。
(パッシブハウスの設計も致します.。)

今まで普通に施工されていたので気にならなかったのですが
現場に行って先貼りシートのない事に違和感が。
そりゃそうですよね、吹付なんだからシートなんてないですよね。
と断熱部はそうでしょうが、問題は柱・横架材の木部。
基本的には壁内を健全に維持する事が重要です。
その為に防湿層が必要なわけですね。
繊維系断熱材なら防湿層が必須となっていますが
吹付断熱では必要ないとなってますね。
(まあ透湿抵抗が高いのは一般に使われているものではないですが)
まあそれはメーカーの言い分を鵜呑みにしている方々の
責任の元、自己判断ですので勝手にしてもらえば良いのですが。

元に戻って柱・横架材の木部も壁内ですよね。
繊維系断熱材はダメなのに固形の木に防湿層が必要ないわけがないですね。
構造材である柱・横架材が湿潤すると腐朽菌が発生したり
シロアリの活動を手助けしたりするわけですが、
断熱材に調湿を求めるぐらいですから木は大丈夫だとでも思っているのでしょうか。
何事も許容値と言う物がありますよ。
そこは皆さん無視ですよね。
日常発生するぐらいの湿気なら1万歩譲ったとしても
アルミやアルミ樹脂複合で内部結露が起こった場合はどうでしょうね。
防湿層も設けていなければ木への影響は大きいですね。
更に結露水になれば、結果は検索すれば画像出てきますね。
違和感の正体はここですね。
私達の施工している現場では柱はすっぽり気密シートで覆っていますが
吹付だと全く柱は保護されていないわけですね。

これが部材だけしか考えていないメーカーの言い分と
家全体を考えている実務者の差でしょうね。
ちなみにこんな事しているのは日本だけですね。
輸入住宅では吹付なんてせずに繊維系断熱材で気密シートで
しっかりと木部を覆っていますからね。
世界の常識は日本では常識ではない。
大工がめんどくさがるから?
基礎屋が嫌がるから?
誰が被害の保証をするのでしょうか。
保証さえすれば住む人の想いはどうでもよいのでしょうか。
あなた方のその判断は一体誰の為になるのですか?
皆さんもよく考えましょうね。

それでは皆さん「健康・快適かつ小エネで経済的な家つくり」を。



posted by KY≠ at 09:03| 奈良 ☔| Comment(0) | 現場 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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